南座顔見世、今年は看板だけ

| コメント(0)

2017IMG_5930.jpg

平成29年の年末恒例顔見世は今年もまだ南座改装中にて、岡崎の某企業名を関した劇場での上演となりました。
去年はまだ南座にまねきが上がってましたが、工事が佳境に入ったのは今年はまねきは某企業名を関したホールにあがり、南座は看板になってしまいました

いや実際南座が閉まってるとええお客様が来てくれはらへんのですよ

お茶屋のお母さんも「遠いから今年は帰るわって言うてお客さんがお座敷あがってくれはらへん」とぼやいてはります

顔見世興行時のお茶屋さんといえば、旦那さんに顔見世に連れてってもろて、ご飯食べ連れてってもろて、お座敷で遊んでもらうのがワンセットやそうなんですが、今年は顔見世の会場が離れてるのでうまいこと言うてお客様に逃げられるそうです

平成30年の顔見世が南座のこけら落としになるそうなので、それまで近所の商売人はじっと我慢をするのでありました。

コメントする

このブログ記事について

このページは、祇園藤村屋が2017年12月 2日 14:40に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「カマスとアリゲーターガー」です。

次のブログ記事は「お正月用品がほぼ出そろいました」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

祇園藤村屋