新!八代目日記の最近のブログ記事

石川九楊先生に書を習ってる知人の皆さんの作品を観に京都は岡崎の京都市美術館別館に行ってきました。

すぐ横に京都の有名企業の名を冠した劇場があり、今年はそちらで顔見世をやってます。
南座以外で揚がったのは初めてというまねきも見て参りました
横一列って●●●●に牛耳られた小学校の運動会か!と思いました。
こんな悪態をつくのは長い南座休館で藤村屋の売上がどんどん落ちてるがゆえですので何卒ご容赦下さいませ

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また時間があったので向かいにあるみやこめっせ(私らの世代はハイカラな名前が覚えられないので未だに勧業館と言う)に行ってきました。
地下の伝統産業ふれあい館で顔見世開催中は南座関連の展示をやってるとの事なので

展示物のまねきや大提灯を間近に見ながら先へ進むと「一浦君」と声をかけられました
振り返ってみると知人の職人さんが職人実演をしてはりました。

しばし世間話などをして、さて帰ろうと思ったら「これ持って帰り、あげるわ」と言わはりました
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いやそんなタダで貰って帰る訳にはいかへんのでちゃんとお金払ってきました。

私、歌舞伎がぜんぜんわからへんのですけど、これで順番合ってますでしょうかね?

知人の職人さんは坪内紋上絵店の御主人さんで紋章工芸をされてます、見学はこちらのスケジュールをご参照下さい
https://kmtc.jp/events/demonstration/

私は未だ行った事無いんですが、お店で製作体験も出来るようです
http://tashinami.com/school/detail/?school_id=43

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平成29年の年末恒例顔見世は今年もまだ南座改装中にて、岡崎の某企業名を関した劇場での上演となりました。
去年はまだ南座にまねきが上がってましたが、工事が佳境に入ったのは今年はまねきは某企業名を関したホールにあがり、南座は看板になってしまいました

いや実際南座が閉まってるとええお客様が来てくれはらへんのですよ

お茶屋のお母さんも「遠いから今年は帰るわって言うてお客さんがお座敷あがってくれはらへん」とぼやいてはります

顔見世興行時のお茶屋さんといえば、旦那さんに顔見世に連れてってもろて、ご飯食べ連れてってもろて、お座敷で遊んでもらうのがワンセットやそうなんですが、今年は顔見世の会場が離れてるのでうまいこと言うてお客様に逃げられるそうです

平成30年の顔見世が南座のこけら落としになるそうなので、それまで近所の商売人はじっと我慢をするのでありました。

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先日テレビを見ていたら「池の水ぜんぶ抜く」って番組をやってました
池の水を抜いてその池に住んでる水生生物を水あげしその中から外来種を判別して駆除するって番組のようでした

番組の目玉というか最大の採取目標がアリゲーターガーでした。
アリゲーターガーは成長すると2メートルにも達し、北米が原産地ゆえ日本で越冬出来るんです

中学生の頃、スポッテッドガーというアリゲーターガーの近縁種を飼ってました。
アリゲーターガーほど巨大にならず、120cmの水槽を用意すれば余裕で飼育出来る魚です。

そんな事もあり、巨大生物とか獰猛危険と煽り立てられてるアリゲーターガーがなんだか不憫に感じました。
アリゲーターガーが悪いのでは無く、一般人ではとても飼いきれない魚をお客に詳しく説明もせず売ってる熱帯魚屋や飼いきれなくなって放流した元飼い主が悪いんです

政府は2018年からアリゲーターガーを特定外来生物に指定し国の許可を得ずに輸入や販売、飼育ができなくなるそうですが、僕が中学生の頃から売ってるのに対応が遅すぎですね

番組ではゴミの様にバケツに放り込まれて死んでるブラックバスが何度も映り哀しい気持ちになりました。
レジャーフィッシング目的で放流したり、釣ってもリリースしてる人間が一番悪いのに

観賞魚は最後まで愛でる、釣った魚は食べて己の血肉にする、当たり前の事です

と、今日仕入れたカマスを開きながら考えておりました

カマスは鮮度が良かったので一塩して刺身にして食べました
甘味があって最高でした
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iPhone X

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娘がwi-fiに接続して欲しいとスマホを持って来た
iPhone Xだった

親父がiPhone6を格安SIMで運用して出費を抑えてるのに、なんて贅沢な、、というか羨ましい

なんか腹が立ったので、家へ入れてくれてる仕送りを値上げしたろかと思ったけど、全額娘名義で預金してあげてるので増やしても意味が無いのでした

愛宕詣のひいお爺さんの写真

「明治150年 京都のキセキ」プロジェクトの担当者さんから2018年が明治維新150年にあたることから、京都市が「明治150年 京都のキセキ」というプロジェクトを立ち上げ明治期に創業した企業を詳細するウェブサイトを作ってるので、ぜひ藤村屋にも登録して欲しいとメールで連絡が来ました。

うちは江戸後期(天保年間)の創業なのに、なんでこんな問合せが来たんだろう?と思ったら、うちのホームページに
「おかげさんで祇園の地で百五十年ほど商いさせてもろうてます」
って文言が掲載されてました。
そういやホームページを作ったのが1997年頃でその頃から営業期間を修正しておりませんでした(汗)

担当者さんに「江戸時代創業でも宜しいですか?」と聞いたらやっぱりダメだと。
う〜ん 残念。

「企業としては掲載出来無いのですが、古いお写真(明治〜昭和)などお持ちであれば、フォトギャラリーに掲載できますので」と頼まれたので、うちにあるひいお爺さんの写真を提供しました。
https://meiji150.kyoto/photo/photo-1402/

掲載して頂いて、ちょっとは藤村屋の宣伝になるかな?と思ったんですが紹介ページの地図は愛宕山を差しており、さほど宣伝にはなりそうにありませんでした
う〜ん、重ね重ね残念(笑)

明治150年 京都のキセキ
https://meiji150.kyoto/

西国三十三所の事を知ったのは高校生の時に団体日帰りツアーで行った滋賀県の石山寺に行った時の事でした。
納経帳にハンコを押して貰うのがスタンプラリーみたいでオモロいというという、信仰信心は一切無しで納経帳を買い求めました。
高校生の時ですから昭和60年代の話ですね。

それからすでに30年以上の時が経ったのですが、まだ全部廻れてません、満願してません。
50歳のなった時にふと
「このまま満願出来なかったら、なにをやっても中途半端な今までの自分の人生そのままやん。これはアカン、気持ちを入れ替えてちゃんと廻ろう」
と決意をしました。

と申しましても自営業でお休みは週一回、その週一の休みも消防団やら参加してる諸団体の行事で自分の自由になる日は月一回という感じなので、なかなか西国三十三カ所の巡礼に行く事が出来ません。

そんなおり2018年に西国三十三所は草創1300年を迎える事を知り(西国三十三所草創1300年サイト)、これは平成29年中には、遅くとも平成30年に満願しないと残された人生も何事も中途半端なままで終りそうと、ようようおいどに火がついたのでございます。

平成29年に入ってから三井寺、葛井寺、総持寺、南法華寺(壷阪寺)、岡寺、中山寺、華厳寺と積極的に廻りました。

そして昨日、ついにいつでも行けると先延ばしにしていた、自宅から徒歩圏内の六波羅蜜寺、清水寺、今熊野観音寺に行きました。
ちなみに一番近い六波羅蜜寺は自宅から徒歩5分です。

この自宅から極めて近いお寺を「いつでも行ける」と先延ばしにしてた所に、私の何でも後回しにしてギリギリまでやらない悪癖が現れているのです

後回しにしてた反省もあり、京都のお寺ぐらいはせめて歩いて廻りたいとこの三ヶ寺を歩いたんですが、これが結構しんどくて大変でした

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