藤村屋に残ってる一番古い写真どす。5代目の頃の写真ですわ。
八坂はんの二軒茶屋で有名な老舗料亭中村楼の納品業者仲間と愛宕山詣でにいった時の写真らしいですわ。
大正時代の初頭の頃やそうです。 芸妓はん連れて楽しそうです。 蝶タイしてるモダンな人がいるかと思うと当時は普通やったんやろけど男やのに腰巻きしてる人とか、色々ですわ。
藤村屋のおお爺さんは顔だけ小さく写ってる人ですわ。 判りますか?
あまり目立たんと控えめにしているようで、ちゃっかり二人の芸妓はんの真ん中に納まってはって、嫁はん泣かせのなかなかスミに置けへん人やったと聞いとります(^^ゞ
、、、でも一番左端の腰巻きしてはる人は所ジョージのご先祖はんやろか? なんやそっくり(^^)
これは2002年1月にコムスンという会社が発行する刊行誌の表紙を飾った藤村屋七代目です。
コムスンは老人介護などを業務にしている会社なんですが、祇園で元気に働く現役のおじいさんという事で、藤村屋七代目と紅おしろいなど化粧品販売の祇園屋の大将が選ばれて写真撮影となりました。 たまたま歩いていた顔見知りの舞妓さんも一緒に。 向かって右側、ゴム長を履いてるのが藤村屋七代目です。
コムスン通信 5号2002.1
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